代表挨拶

皆さんこんにちは。

Conditioning Room-S代表の杉林貴宏と申します。

私がCRSを設立したのが2013年の7月でした。

 

私は理学療法士と鍼灸師のライセンスを取得しています。

高校を卒業し、まず理学療法士の免許を取得しました。

それから一度病院で働き、退職した後に鍼灸師の学校に通いました。

 

私が鍼灸師の学校に通うようになった頃は、『理学療法士が鍼灸師になるなんてもったいない』、『せっかく理学療法士になったのに鍼灸師なんてエビデンスなんてないのに』と周りの人からはこのようなことを言われることが多々ありました。

 

私自身も理学療法士に対して人一倍の想いがありましたので、まさか自分が鍼灸師になる勉強をすることになるとは思いもしませんでした。

 

今では医療の現場でも東洋医学の考え方が用いられたりと、西洋医学と東洋医学の隔たりが随分と小さくなってきた気がします。

 

少し話がそれましたがCRSがセミナーを主催する理由は一言で表すと『もっと外の世界を知ってほしい』という思いです。

理学療法士として鍼灸師になる勉強をする中で、本当に自分が見ていた世界は井の中の蛙だったんだと感じる場面が多々ありました。

恐らくこのことは、他の職種にも言えることだと思います。

 

『自分たちの知らないところではこんな考え方もあるんだ。』

 

まず、CRSのセミナーを通してこのような経験をしてもらいたい。

それが一番の思いです。

 

私たちが扱うヒトの身体というものに対する正解は一つではないと思います。

それが正解かどうかは患者さん、クライアントさんが教えてくれます。

 

また、CRSでは『患者さん、クライアントさんを今の状態よりよくすること。』よりも『患者さん、クライアントさんを今の状態よりも悪くしないこと。』を重要視しています。

そのためにも我々が提供するサービスのメリット、デメリットを知る必要があります。

 

そのため、学校では時間を割いて習うことの少ない、フィジカルアセスメントとリスク管理についても力を入れています。

 

少しでも幅広い視点をもってもらえるようにこれからも様々なセミナーを企画していきたいと思います。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

Conditioning Room-S 

代表 杉林貴宏